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ECサイトは品揃えが多い方が良い?商品数が少なくても売り上げアップする方法
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ECサイトは品揃えが多い方が良い?商品数が少なくても売り上げアップする方法

ECサイトを運営していると売り上げが伸びず、悩んでしまう方も多いでしょう。売上が伸び悩む理由として品揃えが関係していると考えた場合、そもそも品揃えと売り上げに因果関係があるのか気になりますよね。

そこで本記事ではECサイトの品揃えは売り上げに関係するのか、商品数が少なくても売り上げをアップする方法を見ていきたいと思います。

ECサイトの商品数は増やした方が良い?

結論からお伝えすると、品揃えと売り上げは因果関係があります。豊富な品揃えであればその分売り上げがアップするため、商品数が多い=売り上げがアップと考えておくと良いでしょう。

さらに品揃えが良いECサイトの場合以下の利点が見込められます。

  • サイトへのユーザー流入が見込める
  • ユーザーのニーズにマッチする可能性が高くなる
  • クロスセル・アップセルでユーザー単価のアップが見込める

以下で詳しく見ていきましょう。

サイトへのユーザー流入が見込める

ユーザーが特定の商品を検索した際に、品揃えが豊富なECサイトであれば検索に引っかかる可能性が高いため、ユーザーをサイトへ流入することができます。

さらにユーザーへサイトを見つけてもらうために商品ページのSEO対策も欠かさずに行っていく必要があります。商品ページのSEO対策が上手くできていないと、なかなかユーザーにサイトを見つけてもらえない可能性もあるため注意しましょう。

ユーザーのニーズにマッチする可能性が高くなる

商品数が多ければ多いほど複数のユーザーにマッチする可能性が高くなります。

複数のユーザーにマッチすればするほど購入するユーザーも多くなるため、自ずと売上アップにつながります。商品数が限られているECサイトでは複数のユーザーニーズに対応することが難しいため、品揃えが良いECサイトに比べて多くの売り上げが見込めない状態となっています。

クロスセル・アップセルでユーザー単価のアップが見込める

クロスセルはユーザーが定期的に購入している商品の特徴から、一緒に購入したら便利な可能性がある商品を表示し、追加購入をしてもらう販売手法です。

さらにアップセルはユーザーがこれまで購入した商品情報をもとに、高額商品を魅力的に宣伝することでユーザー単価アップを見込む販売手法があります。品揃えが良いECサイトであれば上記の販売手法を用いて、ユーザー単価をアップさせることが可能です。

商品数を増やす場合に意識する点

ここまでECサイトの商品数は多い方が良いことに関して解説しましたが、実際に商品数を増やす際に注意すべき点はどんな点なのか気になる方も多いでしょう。

具体的な注意点は以下の通りです。

  • ついで買いや合せ買いになる商品を作る
  • 商品のセット数を変更する
  • 商品在庫に配慮する

以下で詳しく見ていきましょう。

ついで買いや合せ買いになる商品を作る

ユーザーが購入したいと思っている商品と関連性がある商品は、購入されやすい傾向にあります。

たとえばウォータープルーフマスカラを購入したユーザーであれば、ポイントメイクリムーバー。ファンデーションを購入したユーザーであれば、パフやクレンジングが関連商品でしょう。

よって商品数をやみくもに増やすのではなく、それぞれの商品に関連性を持たせながら豊富な品揃えを実現しましょう。

商品のセット数を変更する

同一の商品であっても、商品の組み合わせやセット販売することで、商品数が多いように見えます。

さらにセット販売を行う場合は、単品で購入するよりもセットで購入した方が安いことをユーザーへアピールすることも可能です。

商品在庫に配慮する

サイト内で取り扱う商品数が増えてしまうと在庫管理が煩雑になりやすくなります。在庫数が増えれば増えるほど商品の管理・倉庫管理が大変になるため、在庫が増えれば増えるほど逆に在庫管理のコストがかかってしまうため注意が必要です。

商品数が少ない場合の売り上げアップ方法とは?

ECサイトを立ち上げたばかりや多くの在庫を抱えるのを不安に感じ、商品数が少ないECサイトは多くあるでしょう。記事の冒頭でもお伝えした通り、品揃えは売り上げアップにつながるため商品数は重要ですが商品数が少ない場合、どのような方法を行えば売上アップするのか気になりますよね。

具体的な方法は下記2つの方法が挙げられます。

  • 商品ページを作り込む
  • 入口商品を明確にする

以下で詳しく見ていきましょう。

商品ページを作り込む

商品ページはECサイトにとってユーザーへ商品の魅力を存分に伝える重要な手段です。

特に商品数が少ないECサイトの場合、商品ページを作り込むことで売り上げアップが見込まれるためまずは商品ページを作り込むことに注力しましょう。

入口商品を明確にする

入口商品を明確にすることでユーザーの獲得につながります。

入口商品の多くは利益率を低めに設定しお得感を出した商品であることが多いため、入口商品を購入したからといって大きな利益を生み出すことはできません。

しかし入口商品を明確に効率よくユーザーを増やし、他の商品へ誘導することができるため売上をアップすることが可能です。

まとめ

本記事ではECサイトの品揃えにフォーカスしてきました。商品数が多ければその分さまざまなユーザーのニーズに応えることができるため、サイトの売り上げアップにつながります。

しかし品揃えが少なくても売り上げアップする方法はあり、商品ページを作りこんだり入口商品を明確にしたりすることで品揃えが少なくても売り上げアップすることは可能です。ぜひ本記事が少しでも参考になれば幸いです。

初めまして、Takumiと申します。私はECサイト運営者に向けて、売上アップに役立つ情報をお届けするウェブサイトを運営しています。このサイトでは、ECサイトの一般的な課題、クレーム対策、効果的な販売促進策など、ECサイト運営に関する幅広いカテゴリーの情報を提供しています。趣味は食べ歩きと映画鑑賞です。食べ歩きでは、様々な地域の美味しい料理を探求し、新たな味覚の発見を楽しんでいます。一方で、映画鑑賞は、異なる世界観に触れることで日々の生活に刺激を与えてくれます。ECサイト運営者の皆さんにとって、実践的で役立つ情報源となればと思っています。